リハビリはどこまで社会保険で適用されるの?

リハビリは、怪我や病気で身体機能が低下した人を、元の状態に戻したり、できるだけ良い状態に近づけたりするための治療です。
リハビリには、医療保険と介護保険の2つの社会保険が適用されます。

医療保険で適用されるリハビリは、主に次のようなものがあります。

• 入院中のリハビリ
• 退院後の外来リハビリ
• 通院リハビリ
• 訪問リハビリ

これらのリハビリは、医療保険の自己負担分（3割）のみで受けることができます。
ただし、通院リハビリや訪問リハビリは、通院回数や訪問回数に制限がある場合があります。

介護保険で適用されるリハビリは、主に次のようなものがあります。

• 在宅介護サービス中のリハビリ
• 施設介護サービス中のリハビリ
• 通所介護サービス中のリハビリ
• 短期入所生活介護サービス中のリハビリ

これらのリハビリは、介護保険の自己負担分（1割～3割）のみで受けることができます。ただし、介護保険の利用者には、要介護認定を受ける必要があります。

リハビリは、怪我や病気で身体機能が低下した人にとって、とても重要な治療です。社会保険を活用して、リハビリを受けることで、元の状態に戻ったり、できるだけ良い状態に近づけることができます。

リハビリを受ける際には、医療保険と介護保険のどちらが適用されるかを確認することが大切です。また、リハビリの種類や回数には制限がある場合がありますので、医療機関や介護事業者に確認するようにしましょう。